TBS<9401.T>の井上弘社長は28日の記者会見で、楽天<4755.Q>と
業務提携交渉を続けていく方針を表明した。この日、楽天が保有するTBS株が信託期限を迎え、両社が合意した覚書が失効したが、井上社長は「業務提携の協議は引き続き誠意を持って対応する」と語った。
TBSと楽天は2005年11月末、楽天が保有する約19%のTBS株のうち約半分を信託銀行に信託し、議決権を凍結して業務提携交渉を始めることなどで合意した。ただ、交渉は具体的な進展がないまま同信託が期限を迎え、楽天は覚書を更新しない意向を28日TBSに通知した。
井上社長は、覚書が失効したことについて「両社にとって価値があれば(提携を)前向きに検討することは従来と変化はない」として、実質的な影響はないとの認識を示した。同社長は、楽天が保有するTBS株について「当社と何かやるなら株保有を解消してもらいたいとのスタンスは変わらない」と述べ、提携交渉を進展させるには楽天がTBS株を手放すべきとの考えを示した。


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